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twitterの休眠アカウントはいつ削除される?

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Twitterが、6か月以上ログインしていない休眠アカウントの所有者に対して、12月11日までにログインしないとアカウントを削除するとの警告をメールで送付したとの発表がありました。

Twitterのポリシーページでもその内容が公開されています。(以下の赤い部分)

いつ削除される?

ヘルプページでは、日付までは公開していませんが、

対象ユーザーにはログインの形跡がなければ削除としており、そのリミットが

2019年12月11日

のようです。11日の23:59分を過ぎて、12月12日から削除されるのかどうかまでは明記はないですが、Twitter社がメディアに対して「 削除プロセスは、数カ月にわたって実施する 」と発表していることから、11日までにログインがなければ削除対象としてリスト化されると考えるべきでしょう。

ですので、メールを受け取っていてかつ、まだ利用可能性があるアカウントであれば一旦ログインする方がよいでしょう。

twitterの休眠アカウントはどんなアカウント?

Twitterのポリシーによると、過去半年間で1度もログインされていないユーザーを「休眠アカウント(アクティブでないアカウント)」と大きな基準としてみなしています。

ただ、ヘルプページに記載のある通り、「 なお、アカウント運用状況の判断基準となる要素は、一般に公開されているものばかりではないため・・」とあるように、一つの判断基準であり、例えばbotのようにシステムが意味のない挙動をしているだけのものなども含まれる可能性などもあります。

死亡した人のアカウントについて

休眠アカウントについては、 死亡したユーザーのアカウントなどもこれに含まれるとみられています。

facebookでは、死んだ本人の代わりに死亡通知を出してくれる人や、死んだ後の管理の方法を設定ができる仕組みになっています。

FACEBOOK 追悼アカウント

https://ja-jp.facebook.com/help/1506822589577997

ただ、Twitterはそもそも匿名性が高いSNSのため、有名人でない限りはそのアカウントが故人のものかどうかはフォローしている人もわからないため、今後このあたりの改善要望が出てくるかもしれません。

現在は、ヘルプページ上で、リクエストは可能となっていますが、死亡証明書などが必要ということもあり、とても手間のかかるというのが現状のようです。

故人アカウントを残してほしい声が多数

なぜ休眠アカウントを削除するの?

アメリカのメディア「THE VERGE」に対して、Twitter社がその目的を回答しています。

内容を翻訳して要約すると、

・Twitterが信頼できる情報を表示するため

・ユーザーのアクティブな行動を促すため

の2点といえるでしょう。

公開の会話を提供するというコミットメントの一環として、非アクティブなアカウントをクリーンアップして、ユーザーがTwitter全体で信頼できるより正確で信頼できる情報を表示できるよう取り組んでいます。この取り組みの一部は積極的に、ログインして、彼らはアカウントを登録する際のTwitterを使用する人々を奨励している

https://www.theverge.com/2019/11/26/20984328/twitter-removing-inactive-accounts-usernames-available-date

もう使う予定はないけど忘れないうちに内容を(保存)残しておきたい場合

Twitterではこうした場合のために、過去のツイートの履歴をパソコンに保存できる機能が用意されています。これを使えば、過去の全ツイートをバックアップすることができ、万が一アカウントやサービスそのものが消失することがあっても、Webブラウザーを使って手軽に振り返ることができます。

Just a moment...

まとめ

今回のTwitterの発表については、いつ削除されるのかというよりは「亡くなった人の」アカウントがどう取り扱われるか?ということに関心が集まっているようです。

先に上がっていた、ふぁぼやRTが定期的にされるアカウントは残すなどの対応されると、亡くなった人のアカウントでも本当に必要とされるアカウントだけが残るのでよいかなと思いました。